コンセントに挿すだけでWi-Fiが利用できるようになるauスマートポート。
開通工事の必要がないので、気軽にインターネットが使えるサービスとして人気です。
今回はauスマートポートについて詳しく説明していきます。
公式ページで申込みをするよりも月額料金が安くなる方法も解説しているので参考にしてください。
auスマートポートがあるとどんなことができるの?
auスマートポートは円筒形のホームルーター。
自宅のコンセントに挿すだけで、すぐにインターネットが利用できるようになります。

光回線のような回線工事が必要ないので、賃貸住宅でも簡単にWi-Fi環境を整えることができます。

auのサービスだからauのスマホを使っている人だけしか使えないんじゃないの?
と思っている人もいるようですが、auが管理する電波を使っているだけなので、パソコンはもちろん、ドコモやソフトバンクのスマホもauスマートポートを使ってインターネットに接続することができます。
また、持ち運びができるモバイルルーターと比較して電波を送り出す力が強いので、2階建ての戸建てでも快適に使えるのがポイントです。
auスマートポートの秘密→au版とUQ版の2種類がある!
実は、auスマートポートと同じものを『UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)』から申込むことができます。
「au」と「UQ」はグループ会社なので、同じ商品を2つの窓口から販売している訳ですね。

その事を知らずに多くの人がauショップなどで申込をしてしまいますが、その人達はUQから申込をした人たちと比べて損をしています。
その理由は、UQの窓口から申込んだ方がキャッシュバックが付いてお得になるから。
auから申込みをするとキャッシュバックは付きませんが、UQの公式ページから申込むと5,000円のキャッシュバックが付きます。
auショップや家電量販店などで契約するよりもお得になるので、auスマートポートを申込むのであれば、UQ WiMAXのWEBキャンペーンを利用して申込んだ方がお得です。
UQ版とau版で性能の違いはあるの?
au版もUQ版も使っているホームルーターは同じなので性能的にはどちらも変わりません。
通信速度や通信エリアといった部分も全く同じです。
そもそも、auスマートポートはグループ会社の『UQコミュニケーションズ』が『HOME L02』という名前で販売している端末に『auスマートポート』という名前をつけて販売しているだけ。
なので、同じ商品に違う名称がついているだけだと思っておけばOKです。
ただ1つの大きな違いは、auスマートポート(au版)は1か月に30GBまでしか使えないということ。
30GBを超えると通信制限にかかります。
一方、UQ版には月々30GBまでというような上限はありません。
そのため、UQ版の方が圧倒的に便利です。
性能が同じで月々の上限がないのであれば、UQ版を申込んだ方が絶対にお得ですよね?
5,000円のキャッシュバックがもらえるという特典もあるので、auスマートポートはUQ WiMAXの公式ページから申込むのがおすすめです。
auスマートポートの通信速度と通信制限について詳しく解説!
「auスマートポートってどのくらいの通信速度が出るの?」
「動画視聴やオンラインゲームは快適にできる?」
「どれくらい使ったら通信制限にかかるの?」
auスマートポートの速度や通信制限にかかる基準って気になりますよね?
ここからはauスマートポートの通信速度、通信制限の基準、制限時の速さについて詳しく解説していきます。
auスマートポートの通信速度(実測値)を解説
auスマートポートには「HOME L02」と「HOME 01」という2種類の端末があるのですが、それぞれの端末の最大通信速度は下記のようになっています。
L02 | 01 | |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
下り速度 | 867Mbps | 440Mbps |
上り速度 | 75Mbps | 30Mbps |
ただ、「これは最大でこれくらいの速度が出ますよ〜」という理論値です。
では、実際にどれくらいの速度が出るのかというと、
HOME L02は30Mbps〜40Mbps。

HOME 01は20Mbps〜30Mbpsといったところです。

何回かスピードテストをしてみましたが、全体を通して速度は「HOME L02」の方が速かったです。

最大通信速度が867Mbpsなのに30Mbps〜40Mbpsしか出ないと聞くと「遅い!!」と思うかもしれませんが、実は高画質の動画を視聴す場合でも10Mbpsあれば充分です。
30Mbpsも出ていれば動画もストレスなく観れるしオンラインゲームもできるので、通信速度は心配しなくても大丈夫です。

例えば、AmazonプライムビデオのHD動画を視聴する場合の推奨速度は3.5Mbpsです。
この数値で考えると20Mbpsあれば充分合格点だということが分かりますね。
どれくらいの容量で通信制限にかかるの?
auスマートポートには2種類の通信制限があります。
まず1つ目が月々の最大容量を超えた場合。
そしてもう1つが3日間で10GBを超えた場合です。
月間の容量を超えた場合の通信制限
auスマートポートは最大で月に30GBまで使えます。
30GBを超えた場合は128kbpsまで速度が制限されてしまいます。
128kbpsというのはかなり厳しい制限でyahooのトップページを開くのにもストレスを感じるレベルなので、使い過ぎに注意しないといけません。

UQ版には月々20GBまでという制限はないので、動画をよく見るので30GBを超える可能性があるという人はUQ版一択です。
3日間で10GBを超えた場合の制限
また、3日間の合計通信量が10GBを超えた場合にも通信制限にかかります。
ただ、この場合の通信制限は比較的ゆるい制限で1Mbpsくらいの速度は出ます。
1Mbpsというのはyoutubeの普通画質の動画が視聴できるレベルなので比較的ストレスは少ないです。
制限にかかるのもオーバーした翌日の夕方から深夜の時間帯なので昼間にネットを使う場合は関係ありません。
さらに10GBというはyoutubeの普通画質の動画を2日間見続けるくらいの容量です。
【10GBの目安】

なので3日間で10GBの制限はあまり気にする必要はなく、注意しなければいけないのは1ヶ月で30GBという容量です。
月々30GBの制限を回避するにはUQ版を利用するのがベスト
月々30GBまでしか使えないというのは、動画を視聴するヘビーユーザーにとっては少しきついですよね?
そんな人は、auスマートポートを「UQモバイル」から申込みましょう。
繰り返しになりますが、「au」と「UQモバイル」はグループ会社です。
なので、どちらも同じ商品を取り扱っています。
もっと簡単にいうと、同じに別の名前をつけて販売している訳です。

端末が同じなので通信速度や通信エリアは同じです。
ただサービス内容が異なり、「UQ版」は月々の上限なしで利用することができます。
しかもWEBキャンペーンを使って申込めば、月々の料金はauで申込むより安くなります。
簡単にいうと、auスマートポートは「au版」を申込むより「UQ版」を申込んだ方がお得な訳です。
はっきり言って「au版」を申込むメリットはありません。
なのでauスマートポートの通信制限が気になる方は「UQ版」を申込むのがベストです。
auとUQの料金はどれくらい違うの?
auスマートポートは「au版」を申込むより「UQ版」を申込む方がお得だとお伝えしましたが、どれくらい料金が違うのでしょうか?
auとUQ版のWEBキャンペーンを行なっているGMOとくとくBBというプロバイダから申込んだ場合の月額料金を比較してみました。
au | UQ | |
---|---|---|
ギガ放題 | 4,380円 | 4,268円 |
7GBプラン | 3,696円 | ー |
通常の月額料金を比較しただけでもUQ版の方が安いことがわかりますよね?
しかもキャッシュバックがつくので、実質の利用料金はさらに安くなります。
auやUQモバイルのスマホを使っている人には割引がある
auスマートポートを申込もうと思った人の中には、「auのスマホ使ってるからセット割りがあるんだよね・・・」と思った人も多いと思います。
でも安心してください。
UQ WiMAXから申込みをしてもauやUQモバイルのスマホとのセット割りは適用されます。
- auスマートバリューmine
- ギガMAX月割り
という2つの割引が適用になるので、auスマホの利用者は最大で1,000円。
UQモバイルの利用者は最大で500円のスマホ代が割引されます。

auからスマートポートを申込んでも、UQ版を申込んでもスマホとのセット割の金額は変わらないので心配しなくても大丈夫です。
auスマートポートは自宅以外の場所に持ち運んで使える?
auスマートポートはコンセントがあればどこでも利用することができます。
なので、実家や友達の家に持って行ってネットを利用することも可能です。
中には車に車載して利用しているツワモノもいるくらいです(笑)
モバイルルーターよりは大きいですが、500mlのペットボトルを一回り大きくしたくらいのサイズなので、小さなカバンがあれば持ち運びはできます。
なので、アイデア次第で色々な場所で利用することができます。
屋外で使う際には特定の周波集の電波を使わないなどの禁止事項もあるので注意してください。
→WiMAXのホームルーターを車の中で使う方法!車載で使える端末に注意!
auスマートポートで光電話は使える?固定電話を使う場合はどうすればいい?
「auスマートポートを使う場合、自宅の電話はどうすればいいの?」
「スマートポートでも光電話は使えるの?」
auスマートポートを使う場合に、固定電話をどのようにすればいいのかも気になりますよね?
auスマートポートには光電話や固定電話とのセットプランはありません。
そのため、電話とネットを別々に契約する必要があります。
では、auスマートポートの利用者はどんな電話サービスを使っているのでしょうか?
auスマートポートと電話を組み合わせて使う2つの方法
最初にもお伝えしたように、auスマートポートではひかり電話が利用できません。
そのため、電話が必要な場合は
・NTTの固定電話
・スマホ
と組み合わせて使用することになります。
なので、どうしても固定電話が必要な場合は、NTTに連絡をして固定電話を契約するようにしましょう。
逆に、電話が使えればいいという人はスマホを契約するのがおすすめ。
UQモバイルで基本料金が安いスマホを契約すれば、セット割引が適用になるのでおすすめです。
現在、光電話を使っている人はどうすればいいの?
では、現在光回線を使っていて、auスマートポートに乗り換える場合はどうすればいいのでしょうか?
この場合もひかり電話は利用不可となるので、NTTの固定電話を利用するか、スマートフォンや携帯電話を利用することになります。
なので、
「絶対に固定電話じゃないとダメ!」
「FAXが使いたい」
という方はNTTに問い合わせをして加入電話の契約手続きを行いましょう。
初期費用を抑えたい場合には「加入電話・ライトプラン」の利用がおすすめです。
一方で、光電話のように維持費用の安さ・通話料の安さに拘りたい場合は「050plus」などのIP電話アプリを機種変更して眠っているスマートフォンやWi-Fiモデルのタブレット等に導入して固定電話代わりに利用することもできます。
auスマートポートでもIP電話アプリは全く問題なく動作しますし、導入コストや導入の際の手間もかからないのでおすすめです。
auスマートポートでPS4(オンラインゲーム)はできる?
「auスマートポート(HOME L02)でPS4をすることはできるの?」
「オンラインゲームはauスマートポートだと無理?」
スマートポートでPS4ができるかどうかも気になりますよね?
結論を先にお伝えすると、オンラインゲームに一番最適なのは光回線です。
通信速度も安定しているし、使いすぎによる通信制限もありません。
ただ、auスマートポートは過去のホームルーターと比べて格段に性能が良くなっています。
なのでスマートポートでも普通にPS4をプレイすることはできます。
口コミを見てもこの通り。
僕はauのSpeed Wi-Fi HOME L01sというホームWiFiを使ってますが今のところPCとPs4どちらも問題なく遊べています♪
— 「Zero」@蒼司 零:ship9、4、10 (@ikaros3113) 2018年6月25日
今更だけどl01の通信安定感が良すぎ。
ps4使用してても問題無い、有線に切り替えたら更に安定か…— まーろ (@423hirokazu) 2018年1月24日
モニターとゲーミングヘッドセット届きました(*^ω^)
モニターは15.6インチのUSB給電なのでPS4から電源とれます✨
ということは…?
おでかけセットで他の家に転がり込んでPS4ができると‼
ちゃんとWiMAXでネットプレイもできてますし問題ないですw持ち運べてなんぼや!どや! pic.twitter.com/ZofntY1j2i
— おいちはん (@IchiRyu0226) 2018年8月7日
スプラ、マリオテニスのほか、PS4でもDBDとか色々対戦ゲームやってますけど不自由感じたことないですねWiMAXなら何でも余裕かと!ただポケットWifiはいまだに1か月7GB制限の契約多いんで、それは避けて無制限のプランにした方がいいです!
— イチノ (@1NO_game) 2018年7月17日
WiMAXでもPS4いけるやあああああん
DbDもフォトナもめっちゃ楽しかった
ありがとうございました— あま (@ororo_amz) 2018年7月6日
モバイルタイプのルーターですが、実際にPS4をプレイしている動画が下記になります。
どうですか?
ラグやもっさり感もなく普通にプレイできていますよね?
よほど電波の状態が悪くなければ、こんな感じでauスマートポートでもPS4はプレイできます。
オンラインゲームに重要なPING値を計測
では、auスマートポートでPS4がプレイできるのかどうかを、数値的な部分でもみていきましょう。
PS4(特にFPSと呼ばれる種類のゲーム)をする場合、PING値というのが重要になってきます。
PING値はサーバーの応答速度のことで、タイムラグだと思ってください。
オンラインゲームをする時には、このPING値が低いほどラグがなくプレイできます。
そして、快適にプレイできる目安と言われるのが70ms以下。
回線速度は5Mbpsくらい出ていれば大丈夫です。
【FPSが快適に遊べる目安】
通信速度 | PING値 | 状態 |
---|---|---|
5Mbps | 0~50 | 文句なしに快適 |
51~70 | 普通にプレイできる | |
71~80 | なんとか大丈夫 | |
81~ | これ以上は不安 |
では、WiMAXのPING値はどれくらいなのでしょうか?
実際にauスマートポート(UQ版)でPING値を測ってみると、通信速度が46MbpsでPING値が53msでした。

自宅で計測するとPING値は53ms。
PS4が普通に遊べる合格基準を満たしていますよね?
下記のツイート主のようにWiMAXで快適にオンラインゲームを楽しんでいる人は多いです。
WiMAXはFPSに不向きってよく言われるけど実際測ってみるとpingこれだけ安定してるからまあつまりWiMAXはいいぞ pic.twitter.com/SKPLcKuWkB
— メガネ (@hurubaranru) 2017年9月25日
WiMAXもっているから言わせて頂きたい
デメリットは確かにその通りだ
けどな!私は、
普通にFPSして、キルレが1.5越えるぐらいラグくないんだよ!
それに普通に動画見れるわ! pic.twitter.com/2SvOdEKTRr— ニャボさん@リハビリ中 (@nyaboron1589) 2017年10月20日
なので、「WiMAXでオンラインゲームができるかどうか」はあまり心配しなくてもいいというのが個人的な感想。
前の項で紹介した『20日以内の解約なら違約金なし』のキャンペーンを利用すれば万が一の場合も安心なので、このキャンペーンを利用して申込むのがおすすめです。
auスマートポートは無料お試し体験とかやってるの?
auスマートポートはauショップ等で契約できるのですが、残念ながら、auショップでは無料お試し体験や無料レンタルなどは実施していません。
なので、auショップに足を運ぶといきなり本契約へと話が進みます。
これはauのオンラインショップでも同じ、基本的にauに問い合わせを行ってもお試しでauスマートポートを利用することはできません。
ただ、ある方法を使えばauスマートポートを上手にお試しすることができます。
それは『Try WiMAX』というサービスを利用することです。
『Try WiMAX』はWiMAXの無料お試しサービスで、15日間無料でWiMAX端末をレンタルしてもらえます。
auスマートポートを契約する前に、まずは無料でお試ししてみたいという方は、このTry WiMAXを利用すると便利です。