コンセントに挿すだけでインターネットが使えるホームルーター。
あなたはどのメーカーで契約すればいいか迷っていませんか?
ドコモは家庭用のホームルーターを取り扱っていないので、最終的にはau(WiMAX)かSoftBankのどちらかを選ぶことになります。
ただ、月額料金や端末の性能が分かりにくいので、っちが良いか迷っている人がとても多いです。
そこで今回は、インターネットの受付窓口で働いていた経験を持ち、現在も色々なWi-Fiを試している「Wi-Fiマニア」の筆者が、コンセントに挿すだけで使えるWi-Fiを販売している4社の端末を徹底的に比較してみました。
最後まで読んでもらえば料金が安く、通信速度もバッチリのサービスが分かるので参考にしてください。
主要3社のコンセントに挿すだけWi-Fiの料金と性能を比較
まず、主要メーカの据え置き型Wi-Fiを比較してみましょう。
最初にもお伝えしたように、ドコモはコンセントに挿すだけで使えるホームルーターを取扱っていません。
取り扱いがあるのは法人契約用のサービスのみなので、実際にコンセントに挿すタイプのホームルーターを取り扱っているのは下記の3社になります。
メーカー | ソフトバンクエアー | au | UQ WiMAX | ドコモ |
---|---|---|---|---|
端末 | ![]() |
![]() |
![]() |
取扱なし |
通信速度 | 962Mbps | 1,237Mbps | 867Mbps | |
利用上限 | 上限なし | 上限なし | 上限なし | |
通信制限 | 動画視聴時など | 3日で10GB | 3日で10GB | |
月額料金 | 4,880円 | 4,292円 | 4,380円 |
※通信速度は下りの最大値。月額料金は割引前の料金で比較しています。
『au』と『UQ』はグループ会社なので同じ商品を取り扱っているので、実際には『au系vsソフトバンク』という図式になります。
では、この中でどのサービスを選ぶのが良いのでしょうか?
僕がWiMAXもソフトバンクエアーも使ったことがありますが、この中で一番おすすめなのはダントツで「WiMAX」。
WiMAXをおすすめする理由は、
- 月間の容量の上限がない
- 通信制限の基準が明確
- 最大通信速度が速い
- 利用者の評判がいい
- 2万円以上のキャッシュバックがもらえる
という5つのメリットがあるからです。
では、次の項でこの5つのメリットを詳しくみていきましょう。
WiMAXをおすすめする5つの理由
月間の容量の上限がない
コンセントに挿すだけWi-Fiを使うのは自宅がメインですよね?
だとすれば、あなただけでなく家族みんながWi-Fiに接続するので、通信量は膨大なものになってしまいます。
- お父さんがパソコンで仕事
- お母さんがタブレットを見ながら料理
- 長男がスマホでオンラインゲーム
- 次男がyoutubeで動画視聴
- 長女がインスタで写真投稿
毎日こんな感じで使っていたら、通信容量はすぐに50GBくらいオーバーしてしまいます。
なので、据え置き型Wi-Fiを契約するなら上限のないプランを選ぶのがベスト。
そういった意味では、WiMAXとソフトバンクエアーは月の使用量の上限がないので、思う存分インターネットを楽しむことができます。
通信制限の基準が明確
先程解説したように、WiMAXとソフトバンクエアーには月のデータ量の上限が決められていません。
ただ、使用量や利用用途によって個別に通信制限がかけられることがあります。
それぞれのサービスの通信制限の条件はこんな感じ。
サービス名 | 通信制限がかかるとき |
---|---|
WiMAX | 3日で10GB以上使ったら |
ソフトバンクエアー | 混雑する時間帯や動画視聴時など |
WiMAXは『3日間で10GB以上使ったら通信制限』という明確な基準があります。
しかし、ソフトバンクはサービス提供元の判断で勝手に通信制限がかけられてしまいます。
WiMAXだと、「昨日、動画を観すぎたから今日は控えとこう・・。」という判断ができますよね?
しかしソフトバンクエアーは混雑する時間帯や動画を観ただけで通信制限がかかってしまうので、使いたい時に使えないというデメリットがあります。
正直、これはとても不便です。
調べたらソフトバンクエアー通信制限なしを謳い文句にしてるけど、実際通信制限かけてるらしい。
“サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります。”
クソ
— いゆ (@bikeogojo) 2018年12月21日
ソフトバンクエアー
夜は制限かかるんだってね。
本当、全く繋がらないよ。
一番使う時間帯。
契約しそうな人は気をつけてね。ちなみに、クーリングオフ期間で僕入院してたよ。笑う。
解約したい。。。
解約金がとんでもない。— ほぉ (@ho_aalizzwell) 2018年11月12日
ソフトバンクエアー が酷すぎて4G使っていつものように動画見てたら通信制限なった
ソフトバンクエアーは今後絶対契約ほうがええな— 🌊🛥エビグミカンパニー (@EbiChannel5) 2019年5月14日
なので動画を快適に見たり、オンラインゲームで思いっきり遊びたい人にはWiMAXの方がおすすめです。
では、WiMAXの「3日間で10GB」ってどれくらいの容量なのでしょうか?
3日間で10GBというのは、Youtubeの普通画質の動画が47時間(約2日)も視聴できるくらいの容量。
よほどのヘビーユーザーでない限り、そうそう超える数値ではないのであまり心配しなくても大丈夫です。
しかも、万が一、容量をオーバーしてもWiMAXの制限がかかるのは19時~深夜2時までの6時間限定です。
昼間にインターネットを使うぶんには通信制限は全く関係ありません。
【関連記事】
→WiMAXの通信制限はいつから始まる?速度はどのくらい遅くなるの?
最大通信速度はWiMAXの方が速い
「最大」なので常にこの速度が出る訳ではありませんが、最高速度はWiMAXの方が速いです。
サービス名 | 最大通信速度(下り) |
---|---|
WiMAX | 1,237Mbps |
ソフトバンクエアー | 962Mbps |
さらに高速で使えるエリアが東京都や大阪府、埼玉県など、どんどん拡大していっています。
一方、ソフトバンクエアーの962Mbpsに対応しているのは千代田区、中央区など、東京都の一部地域のみ。
それ以外の地域では481Mbpsや261Mbpsとなってしまいます。
高速通信のエリアが広く、速度が出やすい傾向にあるので、選ぶならWiMAXの方がおすすめです。
利用者の評判がいい
では、実際の利用者の評判はどうなのでしょうか?
利用者の生の声はこんな感じです。
私はソフトバンクエアー使ってるのですが、Wi-Fiが繋がり辛く、近いうちにWiMAXに買い換えようかと考えてます…(´Д⊂ヽ
— たっちゃん@YPスマブラー (@tacchanYP) 2018年8月23日
くそソフトバンクエアー解約してWiMAXに契約
速度が明らか違う(1番上WiMAX以下ソフトバンクエアー) pic.twitter.com/MJyG1isnA2
— すくえぁ@低浮上 (@square_coc) 2018年8月19日
よし( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !決めた!WiMAX契約するわ。ソフトバンクエアーは申請した住所でしか使えないみたいなのでいつ引越しするかも分からんからWiMAXにしたお。
— ロナウド【ナオシ】@北陸カラッツnana民 (@NhYakult) 2018年3月30日
今回ネットで色々苦戦した結果得た教訓
・3階以上のマンションなら引っ越す前にインターネット工事ができるか確認してからにしよう。遅いマンションタイプしか使えない物件もあったりする
・工事不要なネットで、ソフトバンクエアーとWIMAX2+どっちも使ってみたが、WIMAXの方が完全に上位互換— りんかい (@rinkai_sen) 2017年12月4日
最後の口コミにもあるように、WiMAXとソフトバンクエアーを比較した場合、WiMAXの方が優れているという評判が多いです。
キャッシュバックキャンペーンが適用される
WiMAXは『UQ』と『au』が取り扱っているのですが、これはどちらも同じものです。
なので通信速度や通信エリアも変わりません。
ただ1つの大きな違いは、『UQ』の代理店のWEBキャンペーンを利用すればキャッシュバックが付くということ。
公式ページから申込むと1万円のキャッシュバックしか付かないのですが、GMOとくとくBBという代理店のWEBキャンペーンを使えば2万円を超えるキャッシュバックが付きます。
このキャンペーンを利用することで実質の利用料金が安くなるので、コンセントに挿すだけで使えるWi-Fiを契約するならWiMAXがおすすめです。
まとめ
今回は4つのメーカーの3種類の据え置き型Wi-Fiを比較しました。
最後に簡単に内容をまとめると下記のような感じです。
『UQ WiMAX』と『au WiMAX』はグループ会社の同じサービスなので、どちらで契約しても通信速度や通信エリアは変わりません。
ただ、2万円を超えるキャッシュバックが付くので、必ず代理店のWEBキャンペーンを使ってUQ WiMAXを申込むようにしましょう。
【関連記事】